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ガラスの石けり
今日は「石けり」のかけらを多く拾うことができました。
石けりとはいいますが、石ではなくガラスで出来ています。
「ガラスめんこ」とも呼ぶようです。

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子供の頃よく近所の友達とやった、石けり遊び。
道路にロウセキや白墨でカカシみたいな形に陣地を描き、
石を蹴ったり放ったりして目標を決め、ケンケンパッと片足で跳ぶ。
ただ、ガラス製のものではなく、そのへんに落ちているような
平らな小石を使って遊んでいました。
ガラス製石けりの存在を知ったのは大人になってからのことです。

c0048685_2050783.jpg表面にさまざまな絵柄や文字が
プレスされていることが多い石けり。
都内のアンティーク・ショップで
買ったガラスの石けりには
「東京」の文字と東京タワーの絵が
浮き出ています。

表面にはラスター(銀化)の加工が
なされ、玉虫色に輝いています。


今まで拾い集めた石けりコレクションの中にも、
ラスターの名残りがうっすらと見えるものがいくつかあります。
一方ではラスター仕上げになっておらず、絵柄も入っておらず、
表面がツルっとしたままのごくシンプルなものもあります。
いったいどれだけの種類があるのでしょう?興味は尽きません。

海辺に捨てられ、風雨と波にもまれたガラスの石けりはたいてい
ヒビ割れ、ツヤを失い、本来の形を留めていません。
厚みと独特の丸いカーブ、色などを目安にして探していきます。
たまに、異なる時期に拾ったかけら同士の絵柄がぴったりと
一致することもあって、そんな時は嬉しくてもうニヤニヤです。

c0048685_20523092.jpg去年の秋に拾った白い石けり。
昭和の人気漫画キャラクター
「フクちゃん」が描かれています。
地面に半ば埋もれたその石けりが
視界に飛び込んできた瞬間「自分は
ガラスに呼ばれた!」と感じました。

石けりに限らず、時代を感じさせる
ような絵柄のガラス製品が、欠けの
少ないほぼ完全な形で見つかるともう
小躍りしたくなるような嬉しさです。


このフクちゃん石けりを拾った日は、ラッキーなことに
他にも2個、ほぼ完全な形のものを見つけることが出来ました。

1つは小さめで、気泡が多いオリーブグリーンの透明ガラス。
風雨にさらされ絵柄は判別できないほどにすり減っていました。
もう1つには「柏戸」という文字が刻まれていました。
あとで調べたら昭和40年前後に活躍した力士のしこ名だと
いうことがわかりました。

こんなふうに、拾ったかけらの生まれた時代や由来などを
知ることもまた、ガラス集めの楽しみの1つと言えましょう。
by glass-drop | 2005-10-04 23:00 | おきにいり