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海辺の絵封筒展
c0048685_1340781.jpg千倉の海辺にあるギャラリー海猫堂にて「絵封筒展」が始まりました。

看板キャラのマオ猫あてに届いた、沢山のユニークな絵封筒やお手紙の数々が壁一面に貼り出されています。
この絵封筒たちを届けた郵便屋さん、きっとニヤリとしたことでしょうね。


絵封筒展には私も“イラストレーター”として参加しています。
そう私、元々は絵を描くのが本職なんです。

とはいえ ここ数年は主にガラス制作に集中しているため、絵を描く感覚も少々なまり気味。というわけで、まずはウォーミングアップからスタートしました。

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画材はハガキ大の画用紙に固形水彩絵の具を使用。頭に思い浮かんだ形と色を 自由に何枚も描いていきます。こうしているとそのうち しっくりくる形と色、描きたいテーマが見えてくるのです。

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そしてこちらが本番。実際に出品した絵封筒です。市販の封筒では色がうまく出ないので、ワトソン紙で自作しています。


展示の開催期間は12/16(月)まで。ぜひ実物を観にお立ち寄り下さいね。いろいろな作家さんオリジナルの封筒や便箋、絵はがきの販売もありますよ。

【絵封筒展】@海猫堂
期間:11/8(金)~12月16(月) 8:30~17:00 (水曜定休)
場所:千葉県 南房総市 千倉町 千田1051 道の駅「潮風王国」内
電話:0470-43-1039(海猫堂)
潮風王国ウェブサイト http://shiokaze-oukoku.jp/




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by glass-drop | 2013-11-16 13:43 | ガラス・創る
アウトサイダーアート展へ
先日、世田谷美術館の「アンリ・ルソーから始まる素朴派とアウトサイダーズの世界」展に行ってきました。
“専門の美術教育を受けないままに、ただ「描きたい」「かたちにしたい」という強い衝動をもって制作に手を染めた市井の人々” による表現の数々。およそ30年に渡る世田美コレクションの集大成ともいえる展覧会です。

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写真は展示の図録。この2点の絵は実際には1m×1.2mと大きなものです。牛の絵はペンキやガムテープが使われた反立体でかなりの迫力。ウィリアム・ホーキンズ氏 85才の作。

老境に入ってから初めて絵筆を手にした人、精神疾患由来の独特な個性を絵にぶつける人、シベリア抑留の記憶を使命感を持って記した人、などなど・・・・。どんな人物がどのような経緯で何歳から絵を描きはじめたのか、作品にそれぞれ解説が添えられてるのが良かった。それらに目を通すことで より深く作品の世界に入り込める感じがしました。

印象的だったのは画家 熊谷守一の鉛筆の素描も一緒に展示されていたこと。アカデミックな美術教育を受け、絵を生業とした守一氏が晩年に至った境地が、アウトサイダー的なそれだった・・・ということでしょうか。何とも興味深いですね。


人の作品を鑑賞することは、自分に内在する何かをそこに投影し、自分を見つめ直すことでもあるようです。絵の放つピュアで濃厚なエネルギーを浴びまくり、多いに心を揺さぶられるひとときでした。

さ、私もそろそろまた白い紙に向き合って行こうっと。
by glass-drop | 2013-11-11 10:06 | おきにいり