海へ

昨日今日と1人で海に潜ってきました。
普段1人で入ることは(身の安全を考えて)ほとんどないのですが
海中での気持ちよさを思うと、何だか入らずにはいられない気分。
少し潮が満ち波風もあったけれど、いつもの磯へと向かいました。

9月の海中はまだまだ海水温が高く、海草も少なくて泳ぎやすい。
むしろ7月頃のほうが水が冷たいので身体にこたえます。
海水温は気温より約2ヶ月遅れているので、海はちょうど今が夏。
家族連れや釣客が減るこの時期こそ海を堪能するチャンスです。

ラッシュガード、マスクとシュノーケル、フィンを身につけ
ヤスを手に握って水際へと近づきます。
岩と岩の間の、比較的波がおだやかな場所を選んでエントリー。
一瞬ヒヤっと冷たいのを我慢して頭まで水に浸かりさえすれば
あとはもう別世界。ただひたすら楽しむだけです。

生まれて間もない小魚達、迷いこんで来たサヨリ、チョウチョウウオ。
昨日とはまた違う魚たちと会うことができました。
波が起こす泡で少し乳白がかった海の中に、
太陽の光がカーテンのように射しこんで輝いています。
重力から解放され、ただただ水中に広がる世界に目を遊ばせます。

あぁ・・・なんて気持ちいい・・・・!
水の冷たさで心がどんどんクリアに洗われていく感じ。
深みの続く場所でフィンを蹴り、スピードをあげて海中を飛べば
気分だけはもう魚です。

魚になりきったら、こんどは狩りに挑戦。
虹色のニシキベラをヤスで突こうとするがうまくいきません。
ハコフグを見つけ追い掛けるけれど、逃げられてしまいました。
今度は大きなボラに狙いを定める。が、銀のウロコが数枚ほど
散っただけ。惜しくもかすってしまいました。
う〜む、ヤスで突くのはなかなか難しいぞ・・・

数十分も潜ると身体が冷えて指が少ししびれてきます。
こうなったらもう上がり時。
今回は軽く1ラウンドで終えることにしました。
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海を眺め、海を歩き、海に浸る。
そんな日々を送り始めて早くも半年が過ぎました。
ヘコんだ時であろうと淋しい時であろうと海はいつもそこにある。
毎日少しずつ違った表情をみせながら「こっちへおいで」と私を招く。
1人でいても独りじゃない。そんな気がする海辺での暮らしです。
by glass-drop | 2005-09-13 14:59 | 自然