ガラスの石けり
2005年 10月 04日
今日は「石けり」のかけらを多く拾うことができました。
石けりとはいいますが、石ではなくガラスで出来ています。
「ガラスめんこ」とも呼ぶようです。
子供の頃よく近所の友達とやった、石けり遊び。
道路にロウセキや白墨でカカシみたいな形に陣地を描き、
石を蹴ったり放ったりして目標を決め、ケンケンパッと片足で跳ぶ。
ただ、ガラス製のものではなく、そのへんに落ちているような
平らな小石を使って遊んでいました。
ガラス製石けりの存在を知ったのは大人になってからのことです。
表面にさまざまな絵柄や文字が
プレスされていることが多い石けり。
都内のアンティーク・ショップで
買ったガラスの石けりには
「東京」の文字と東京タワーの絵が
浮き出ています。
表面にはラスター(銀化)の加工が
なされ、玉虫色に輝いています。
今まで拾い集めた石けりコレクションの中にも、
ラスターの名残りがうっすらと見えるものがいくつかあります。
一方ではラスター仕上げになっておらず、絵柄も入っておらず、
表面がツルっとしたままのごくシンプルなものもあります。
いったいどれだけの種類があるのでしょう?興味は尽きません。
海辺に捨てられ、風雨と波にもまれたガラスの石けりはたいてい
ヒビ割れ、ツヤを失い、本来の形を留めていません。
厚みと独特の丸いカーブ、色などを目安にして探していきます。
たまに、異なる時期に拾ったかけら同士の絵柄がぴったりと
一致することもあって、そんな時は嬉しくてもうニヤニヤです。
去年の秋に拾った白い石けり。
昭和の人気漫画キャラクター
「フクちゃん」が描かれています。
地面に半ば埋もれたその石けりが
視界に飛び込んできた瞬間「自分は
ガラスに呼ばれた!」と感じました。
石けりに限らず、時代を感じさせる
ような絵柄のガラス製品が、欠けの
少ないほぼ完全な形で見つかるともう
小躍りしたくなるような嬉しさです。
このフクちゃん石けりを拾った日は、ラッキーなことに
他にも2個、ほぼ完全な形のものを見つけることが出来ました。
1つは小さめで、気泡が多いオリーブグリーンの透明ガラス。
風雨にさらされ絵柄は判別できないほどにすり減っていました。
もう1つには「柏戸」という文字が刻まれていました。
あとで調べたら昭和40年前後に活躍した力士のしこ名だと
いうことがわかりました。
こんなふうに、拾ったかけらの生まれた時代や由来などを
知ることもまた、ガラス集めの楽しみの1つと言えましょう。
石けりとはいいますが、石ではなくガラスで出来ています。
「ガラスめんこ」とも呼ぶようです。
子供の頃よく近所の友達とやった、石けり遊び。
道路にロウセキや白墨でカカシみたいな形に陣地を描き、
石を蹴ったり放ったりして目標を決め、ケンケンパッと片足で跳ぶ。
ただ、ガラス製のものではなく、そのへんに落ちているような
平らな小石を使って遊んでいました。
ガラス製石けりの存在を知ったのは大人になってからのことです。
表面にさまざまな絵柄や文字が
プレスされていることが多い石けり。
都内のアンティーク・ショップで
買ったガラスの石けりには
「東京」の文字と東京タワーの絵が
浮き出ています。
表面にはラスター(銀化)の加工が
なされ、玉虫色に輝いています。
今まで拾い集めた石けりコレクションの中にも、
ラスターの名残りがうっすらと見えるものがいくつかあります。
一方ではラスター仕上げになっておらず、絵柄も入っておらず、
表面がツルっとしたままのごくシンプルなものもあります。
いったいどれだけの種類があるのでしょう?興味は尽きません。
海辺に捨てられ、風雨と波にもまれたガラスの石けりはたいてい
ヒビ割れ、ツヤを失い、本来の形を留めていません。
厚みと独特の丸いカーブ、色などを目安にして探していきます。
たまに、異なる時期に拾ったかけら同士の絵柄がぴったりと
一致することもあって、そんな時は嬉しくてもうニヤニヤです。
去年の秋に拾った白い石けり。
昭和の人気漫画キャラクター
「フクちゃん」が描かれています。
地面に半ば埋もれたその石けりが
視界に飛び込んできた瞬間「自分は
ガラスに呼ばれた!」と感じました。
石けりに限らず、時代を感じさせる
ような絵柄のガラス製品が、欠けの
少ないほぼ完全な形で見つかるともう
小躍りしたくなるような嬉しさです。
このフクちゃん石けりを拾った日は、ラッキーなことに
他にも2個、ほぼ完全な形のものを見つけることが出来ました。
1つは小さめで、気泡が多いオリーブグリーンの透明ガラス。
風雨にさらされ絵柄は判別できないほどにすり減っていました。
もう1つには「柏戸」という文字が刻まれていました。
あとで調べたら昭和40年前後に活躍した力士のしこ名だと
いうことがわかりました。
こんなふうに、拾ったかけらの生まれた時代や由来などを
知ることもまた、ガラス集めの楽しみの1つと言えましょう。
by glass-drop
| 2005-10-04 23:00
| おきにいり