水仙の香り
2006年 02月 19日
南房総のお花畑はいよいよ
開花シーズンを迎えました。
白間津や潮風王国近辺は
花を見に訪れた人々の
自動車や観光バスなどで
賑わっています。
曇り空でも花たちは
色あざやかに輝いています。
目のさめるような色彩で
「私はここよ」と
その存在を主張しています。
開花を迎えたのは、花つみ園の花たちだけではありません。
道の脇や野原に自生する水仙も、ちょうど今が花の盛り。
愛らしい姿を風にゆらめかせています。
しゃがみ込んでその花弁に顔を近づけると
見た目にそぐわぬ艶めいた香りが、濃密に漂ってきました。
植物が子孫を残すために
備えている生殖器官。
そう思って向き合うと
可憐な花びらも
むせ返るような香りも
妙にエロティックな
ものに感じてきます。
心の奥がざわめき、甘美な切なさがわけもなく込み上げてきます。
その香りには、生き物としての本能を掻き立ててやまない
何か媚薬のようなものが含まれているのかもしれません。
花の香りに囚われ、揺らぐ心に戸惑いをおぼえたひととき。
春はもう、すぐ近くまで来ているようです・・・
開花シーズンを迎えました。
白間津や潮風王国近辺は
花を見に訪れた人々の
自動車や観光バスなどで
賑わっています。
曇り空でも花たちは
色あざやかに輝いています。
目のさめるような色彩で
「私はここよ」と
その存在を主張しています。
開花を迎えたのは、花つみ園の花たちだけではありません。
道の脇や野原に自生する水仙も、ちょうど今が花の盛り。
愛らしい姿を風にゆらめかせています。
しゃがみ込んでその花弁に顔を近づけると
見た目にそぐわぬ艶めいた香りが、濃密に漂ってきました。
植物が子孫を残すために
備えている生殖器官。
そう思って向き合うと
可憐な花びらも
むせ返るような香りも
妙にエロティックな
ものに感じてきます。
心の奥がざわめき、甘美な切なさがわけもなく込み上げてきます。
その香りには、生き物としての本能を掻き立ててやまない
何か媚薬のようなものが含まれているのかもしれません。
花の香りに囚われ、揺らぐ心に戸惑いをおぼえたひととき。
春はもう、すぐ近くまで来ているようです・・・
by glass-drop
| 2006-02-19 23:43
| 自然