白浜ダム
2006年 03月 15日
ほんのり暖かい陽射しに恵まれた午後。
自転車に乗って森の中の小さなダム湖へ向かいました。
白浜町を走る国道410号から
バス停「安房横渚」あたりを
山側に向かう道へ入っていきます。
坂道を登っていくと、土地が開けて
まばゆいばかりのレモンイエローが
目に入ってきました。
菜の花畑です。
花の匂いが漂う中、ミツバチ達が
ブーンと羽音をたてながら
せっせと蜜を集めていました。
空気はまだ暖かさに欠けますが、ペダルを踏んでいると
身体が徐々に暑くなってきます。
一枚また一枚と上着を脱いで腰に巻き、道の奥へと進みます。
森の中を通る道の右手に浄水場が見えてきました。
ダムの水はここで浄化され、家々に行き渡っていくのでしょう。
青く小さな花びらのイヌフグリ。薄い紫色の可憐なスミレ。
道端には色々な春の花たちが咲いていました。
去年見かけた浦島草の仲間にも
また会うことができました。
奇妙な色と形をした
その花のたたずまいは
爬虫類を思わせます。
あちこちにニョッキリと
カマ首をもたげていました。
ミツバ、セリ、ノビルなどの
食べられる春の山野草も
あちこちに生えていました。
自転車を道の脇に止めては、
少しずつ摘みとります。
もちろん今晩のご飯の
おかずにするつもりです。
道沿いには山小屋風の別荘みたいな家が点在しています。
誰だったか地元の人が、このあたりのことを
「房州の軽井沢」と呼んでいたのを思い出しました。
静かで日当たりのよいこんな山里に、家を持てたら素敵。
ゆったりとした時間の中でおだやかに日々を暮らせそう・・・
ただ、このあたりは携帯電話の電波がしっかり「圏外」に
なってしまう地域のようです。
あちこちを飛び回っていたい私にはまだ早い夢かもしれません。
さあ、いよいよ海辺の町の
小さな水がめ、白浜ダムに到着。
自転車から降りて敷地へ入ります。
なかなか味わいのある書体の
看板が入り口に立っていました。
釣り禁止ってことは、つまり・・・
魚がいるということなんですね?
古びたコンクリートが
いい味を出している
ダムの縁。
橋のようになっている
ので、歩いて渡って
みました。
こんもりと茂った木々が
水鏡に映っています。
新緑の季節にはさらに
美しい風景になりそうです。
中ほどまで渡り歩くと
ポンプが水面に伸びていました。
機関車みたいに黒くてごつい。
なかなかの存在感です。
ダム湖の水辺に降りてみました。
下草はきれいに刈り取られ、ゴミ箱も設置されていました。
手入れがゆきとどいた水辺。地域の憩いの場なんでしょうね。
周囲に植えられた木は
桜の木のようでした。
水辺に映る満開の
桜の花・・・
どんなにか美しいこと
でしょう。
その頃になったらまた
自転車で来てみようかな。
ガイドブックには記されていない美しい風景。
そんなお宝のような場所が、この町にはまだまだ沢山ありそうです。
自転車に乗って森の中の小さなダム湖へ向かいました。
白浜町を走る国道410号から
バス停「安房横渚」あたりを
山側に向かう道へ入っていきます。
坂道を登っていくと、土地が開けて
まばゆいばかりのレモンイエローが
目に入ってきました。
菜の花畑です。
花の匂いが漂う中、ミツバチ達が
ブーンと羽音をたてながら
せっせと蜜を集めていました。
空気はまだ暖かさに欠けますが、ペダルを踏んでいると
身体が徐々に暑くなってきます。
一枚また一枚と上着を脱いで腰に巻き、道の奥へと進みます。
森の中を通る道の右手に浄水場が見えてきました。
ダムの水はここで浄化され、家々に行き渡っていくのでしょう。
青く小さな花びらのイヌフグリ。薄い紫色の可憐なスミレ。
道端には色々な春の花たちが咲いていました。
去年見かけた浦島草の仲間にも
また会うことができました。
奇妙な色と形をした
その花のたたずまいは
爬虫類を思わせます。
あちこちにニョッキリと
カマ首をもたげていました。
ミツバ、セリ、ノビルなどの
食べられる春の山野草も
あちこちに生えていました。
自転車を道の脇に止めては、
少しずつ摘みとります。
もちろん今晩のご飯の
おかずにするつもりです。
道沿いには山小屋風の別荘みたいな家が点在しています。
誰だったか地元の人が、このあたりのことを
「房州の軽井沢」と呼んでいたのを思い出しました。
静かで日当たりのよいこんな山里に、家を持てたら素敵。
ゆったりとした時間の中でおだやかに日々を暮らせそう・・・
ただ、このあたりは携帯電話の電波がしっかり「圏外」に
なってしまう地域のようです。
あちこちを飛び回っていたい私にはまだ早い夢かもしれません。
さあ、いよいよ海辺の町の
小さな水がめ、白浜ダムに到着。
自転車から降りて敷地へ入ります。
なかなか味わいのある書体の
看板が入り口に立っていました。
釣り禁止ってことは、つまり・・・
魚がいるということなんですね?
古びたコンクリートが
いい味を出している
ダムの縁。
橋のようになっている
ので、歩いて渡って
みました。
こんもりと茂った木々が
水鏡に映っています。
新緑の季節にはさらに
美しい風景になりそうです。
中ほどまで渡り歩くと
ポンプが水面に伸びていました。
機関車みたいに黒くてごつい。
なかなかの存在感です。
ダム湖の水辺に降りてみました。
下草はきれいに刈り取られ、ゴミ箱も設置されていました。
手入れがゆきとどいた水辺。地域の憩いの場なんでしょうね。
周囲に植えられた木は
桜の木のようでした。
水辺に映る満開の
桜の花・・・
どんなにか美しいこと
でしょう。
その頃になったらまた
自転車で来てみようかな。
ガイドブックには記されていない美しい風景。
そんなお宝のような場所が、この町にはまだまだ沢山ありそうです。
by glass-drop
| 2006-03-15 22:50
| 旅・散歩